まほら

作詞:咲人 作曲:咲人

ここから先に歩む道のり 君の影は見えない
時の流れは 無情さと共に

心に空いた穴の数はもう 数えきれないほどに 
ゆるり降る夜に 不条理が覗く
 
どこにでもありふれた普通の花が 
開かないこともあって
世界でひとり残されたような
孤独に抱かれる

何度も声が枯れてしまうほど 泣き崩れた日々
今はその意味が わかる気がするよ

声にならない君の「サヨナラ」
どうにもならないこと
せめて夢で会えたらどれほどだろう
悲しき想望

最期 最期 君が君の替わりに残したものが
大切な何かを教えてくれた
どうか どうか この想いが
旅立つ君へと届きますように

雨降る街の片隅
誰も知らない物語

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